「コンパクト3Dシアター導入編」でとりあえず使えるようになり、
「コンパクト3Dシアター装着編」で物理的に自分の体(頭、顔)に適合させたHMZ-T1。
「コンパクト3Dシアター設定編」で一応使えるようになりました。
「デコパッド HMZ-T1 工作編」で、ようやく痛みに耐えられるパッドを手に入れました。
ここからが、本来の使い方。視聴編です。せっかくのアイテム。面白おかしく使わないと損(^^;
ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1 視聴編
HMZ-T1は、入力がHDMIケーブルからなので、それにあった送り出し機器が必要です。とりあえず、
我が家にあるすぐに接続できそうな機器と言えば、DIGA600 があります。HDMIスプリッタに接続
させず、単独でビエラにつないでいたので、端子の取り外しや差し替えが楽です。
他の機器は、やっぱりノートパソコン ダイナブックT351 を使うことにします。
そうそう、端末も試してみたいです。「iPAD2」とシャープのスマホ SH-12C も使えるかも。
HMZ-T1 + DIGA600
当然と言えばあまりに当然。きちんと認識して使えます。
2Dも綺麗に見えます。見えすぎてちょっと荒もでます。
ドット感がありますが、内容に入り込めば全然気になりません。
操作性はHMZ本体にあるHDMI制御で再生と停止ぐらいはできるので、まあ良しとします。
サイドバイサイドの方式の場合(BSの番組など)は、DIGA側からでも、HMZ本体側のメニューから
でも3Dをオン(つまり二枚の絵が一枚になる)できるので、やりやすい方を使えばいいと思います。
私はDIGA側で3Dに切り替えます。
ブルーレイ3D(BD-3D)のディスク再生は、HMZが自動で認識してくれるので、何も触る必要があ
りません。そのまま再生画面が出るのを待ちます。
DIGAのDVDの2D→3D変換をしてみましたが、これは3Dテレビで観るよりも立体感があったように
私には感じました。特にホームビデオで撮った映像は、そこそこ被写体が動くのでけっこう立体に見え
ました。
*DVDの2D→3D変換で、少し気になることがあったので追記しておきます。
HMZ-T1とDIGA600 を直結していれば問題ないのですが、HDMIセレクタ(パッシブ型)を間に
挟むと、DVDの2D→3D変換で音が出ませんでした。
次に、HDMIセレクタの替わりにHDMIスプリッタをはさんでDVDの2D→3D変換すると4:3の
ソースを用いた場合、HMZ-T1では画面がワイドいっぱいに引き伸ばされて表示されました。
設定や組み合わせで回避できるかもしれないので、あえてこういう事象があったという事のみ
報告させて頂きます。
上記の件を、もう一度検証してみました。
2D→3D変換時のアスペクト比ですが、スプリッタを変えることで4:3ソースを4:3のまま表示
することが出来ました。
使用したスプリッタと2D→3D変換時の挙動
「DN-HDMI423」 4:3 → 16:9
「400-SW012」 4:3→ 4:3
「THD42MSP」 4:3→ 4:3
パッシブセレクタ 4:3→ 4:3(音声出力せず)
これは我が家で一度だけの検証の結果です。結果のみ表記しました。それぞれの環境によりどの様
に動作するのかを決めるものではありません。
一番、DIGAが使いやすかったのは、リモコンに慣れているからです。HZMを使っているとき、機器を
操作しようとすると、下の隙間から見ることになります。その時リモコンなら見やすい位置に持ってこ
られるし、慣れていればブラインドでも操作できます。
肝心の映りですが、一番影響が出やすそうなbs番組(サイドバイサイド)でチェックしてみました。
やはりDIGAが一番綺麗に見えます。まだPS3につないでないので、DIGAとPS3だと、どうだろう?
HMZ-T1 + dynabook T351
ノートPCは持ち運びができます。
その機動性の良さを生かして、HMZと一番使ってみたい機器です。
接続は、HDMIケーブルをつないで外部モニターとして設定すれば絵がでます。ここはわざと両方に
出るようにしました。本来3Dを再生させるのであれば、外部出力一択で、ノートPCの画面はオフに
したいところですが、トラブルがあったとき、HMZのみとなればちょっと焦ります。(^^;
HDDに保存していたMP4動画は、まずまず綺麗に出ます。全画面にしてもHMZ側も全画面になり、
問題ないです。3D動画だと、3D切り替えをHMZ側のメニューでします。解像度なりの3D動画が
見えました。
BSの3D番組を見てみました。再生すると2Dの二画面並列になっているので、HMZ側で3Dオン、
すると、3D画面が目の前に広がります。立体感も十分。ただ、どうも動きがある場面で粗さが出る
のです。なぜそうなのかは、私にはわかりません。想像するにはDIGAは専用機なので、補正の能力
も高いのかなって思うぐらいです。
一番の問題は、マウスだけで操作できているうちはいいのですが、PCの事ですからたまにフリーズ
したり、そうでなくても、キーボードをのENTERキーを打つ必要性が出てきます。そんなとき、前
術したリモコンとちがって、PCの操作はかぶったままではしづらい。特に没入感にひたろうと、照明
を落としていれば、さらに見づらいです。
このあたりの運用をもう少し考えないと、この組み合わせはちょっと面倒かもしれません。
HMZ-T1 + iPAD2
iPADには、外部ディスプレイにつなぐために、HDMI変換用コネクターを別売しています。
私は常々からiPAD2をビエラ(TV)につないで見ています。便利です。
接続自体は、コネクタ(変換アダプタ)を間に入れるだけの簡単ものです。ただ、5秒ほど待たないと
絵が出てきません。これは、IPAD2の仕様だと思います。あわてないで待ちましょう。
Youtubeの3D動画を使って試しました。 「YT3D」で検索するとたくさん出てきます。
左は iPAD2の画面 右は HMZ-T1の右目の画面です。
全画面表示にするとiPAD2側は こんな画面 HMZ側は 2枚の絵のサイドバイサイド
うまく撮影できなないのですが、HMZ側のメニューで3D設定をすると、一枚の動画になります。
右目と左目ように 振り分けられるので、両目で観たときには立体です。(^^;
(この写真は、一連の連続性はなく、ところどころで都合のよさそうなところをアップしています。
というのも、HMZのレンズ内を携帯カメラで撮影するのは、ほんとに難しいのです。言い訳(^^;
他にも、動画サイトを2Dでみましたが、画面が大きすぎるので荒っぽくはなります。もともと
高画質のiPAD2に保存しているMP4動画は、全く問題なく見えました。
手元操作は、まあまあできるほうです。ただ、HMZの画面をみながらタッチパッドを操作するのは
無理です。自分の指がどこにあるのかわかりません(^^;
youtubeの解像度を変えられない(変える方法を知らない)、これができるようになれば、もっと
画質を上げて見られるので、いいんだけどなあ。
HMZ-T1 + AQUOS PHONE SH-12C
これは使えるかどうか、全然わからないのです。
スマートフォン本体を買った時にTVにつないで3D動画が見られるようにとHDMI接続ケーブルを買って
おいたのです。それを使ってみることにします。
市販の普通のHDMI←マイクロHDMI のケーブルです。
ケーブルを本体につなぎ、HMZ-T1と接続 HDMI接続アプリを起動します。
こんな画面が出て、開始を選択 するとすぐにつながります。
ステータスも確認。この時点でもうミラーリング。 いつもの3D動画を見てみます。お色気3Dです。
以上が SH-12C と HMZ-T1 の食い合わせで使ってみた時の画像です。iPAD2と同じようにミラーリング
になり、操作画面から動画などを選ぶことができました。(ホームボタンを押すとミラーになることに
気づくまでちょっとかかりました)
youtube3D動画も、HMZの切替なしに自動で認識するので手軽に見られました。ただ動画を終えても
まだ3D(サイドバイサイド状態)なので、二枚の画になってしまいます。そこは手動で3Dをオフ
にする必要がありました。
試しにやってみましたが、途中にメールが入ったり、バッテリーを気にしたりと、落ち着かなかった
です。やはり、iPad2 のほうが余裕をもって、モバイルな感じで使えます。