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3D対応 プロジェクター acer H5360BDHEADLINE

実売価格7万円を切る、コストパフォーマンスに優れた逸品

 このプロジェクターの特徴をあげれば「安い」「小さい」「投射距離が長い」「明るい」という感じです。我が家にとってはどれもありがたいことで、特に「明るい」については昼間でもカーテンを閉めれば十分に視聴可能になるので、重宝しています。

 投射距離は、十年前のソニー製液晶プロジェクターとまったく同じでした。同じ位置に設置できたことは配線や電源を取ることなどいろんな意味で楽でした。

 しかし、我が家のようにたまたまうまくいけばいいですが、レンズシフトがほとんどなく、ズームもほとんどきなかいので、けっこう設置に苦労するかも知れません。

 このタイプのデータプロジェクターは、上記のような制約もありスクリーンの大きさに合わせ、いい位置にプロジェクター持っていくことは現実にはかなり難しいと思われます。

 どちらかと言えば、もともとデータプロジェクターですからアバウトに「壁に映せばいい」「ロールカーテンに映して見ようか」など、プレゼン気分で、その場その場の応用でうまく使えば。けっこうどこでも投射できるものです。たぶん、キャンプに持って行ってテントに映そうと思えば映せるのではないでしょうか。(^^;

 以上にように、投射距離の長さを除けば「とてもいい。かなりいい」3Dプロジェクターです。HDMIセレクターとの相性がよければもっとよい。

 3Dプロジェクターとしての実力は

 もともとがデータプロジェクターのため「明るい」これは3Dメガネをして視聴する以上かなり有利なことである。しかも120インチを超える大きさで投射しても映像が破たんしません。(もちろん私だけの感想で個人差はあります)肝の部分である立体感ですがimaxの「DEEP SEA」は飛び出しました。もちろん個人の印象なので、確かではないですが、奥行きもありアングルによっては立体感がとても出ているソフトです。
 
 「トロンレガシー」はそれなりに「アイスエイジ3」は画はとてもきれいでしたが、立体感は控え目でした。これも調整次第ってところもあるので何とも言えませんが、とりあえずの感想です。一番立体感があり、驚いたのが、3dハンディカムで撮影したホームビデオです。これがまた等身大の知っている人間が飛び出す・飛び出る、思わず笑ってしまうほどです。とはいっても近づきすぎて絵が破たんしている事の方が多いので、映像としては失格です。でも面白かった。やはり3Dは大画面が一番でした。
 で、このプロジェクターの実力ですが、結論としては「実力はけっこうある。」ということです。

 モバイル3Dプロジェクターとしての可能性 

 重さ2.2kg持ち運べるようにソフトケースも標準で付いています。まず最初に考えたのが「これって、プレイヤーさえあれば出先で3Dみられる?」でした。「最近買ったノートPCダイナブックが3D対応だったから、あれでいけるかも。それともプレステ3買って、両方運ぼうか」「いや、3Dハンディカムの直結でどうだ」「スクリーンはとりあえず壁で、それともロールスクリーンもいいかな」などと妄想が広がり、それに向かって妄想が膨れ上がり現実の財布の口も開いてしまいました。そしてその可能性は・・・「あるにはあるが、まとめるとやっぱり重い」
 車で運べるモバイルシアターということなら、全然問題ありません。

 接続はちょっと渋い 「ケーブル直結ならまず問題なし」

 まず、3D対応のブルーレイDIGAとは、直結すれば即3Dで認識されサイドバイサイドでもフレームパッキングでも大丈夫です。ただ、間にセレクタが入るとこれが困ったことに。パッシブ型セレクタではサイトバイサイドは通すが、フレームパッキングを認識せず絵がでない。アクティブ型のスプリッタだと、真逆でサイドバイサイドは3Dと認識せず変換が行われないため二枚の絵のまま、つまり2Dのまま。フレームパッキングはそのままでOK。プレステ3でもDIGAと同じ状態になる。

 回避方法は、とても面倒なんだけど二つだけありました。一つは原始的です。セレクタのそばにHDMI中継器を置いておき、直結と同じ状態にする。(これは回避とは言わないですよね)もう一つは、プロジェクターへの入力をスプリッタの切り替え機能を使って他にとりあえず逃がしておき、3Dビエラに切り替え、プレイヤーに3Dの再生を流させてから、もういちどプロジェクターにもどすと「あれ不思議、3Dになっているではありませんか、しかもプロジェクターの3Dメニューもグレイアウトせずさわれます。

 で、どちらも面倒なのだ。これは相性問題か、それとも私の設定または設置ミスか、もう触り過ぎて突き止める気力がなくなったので、とりあえず面倒でもどちらかの方法をとるしかないです。ネットで調べても同じような事例は見つからなかったので、きっと私がどこかで間違っているのでしょう。誰かたすけて(^^;

 しばらく使っていて第3の回避方法が分かりました。
 このプロジェクターの3D設定は、一度サイドバイサイドに設定すれば、ずっとその設定が残る。それを利用すれば、簡単にサイドバイサイド設定ができることがわかりました。
 つまり短めの3D動画(フレームパッキング)をダミーでレコーダーの中に入れておき、それを再生しPJに3D放送と認識させる。そうすることでPJメニューの3D設定はグレイアウトせず触れるようになるので、自動から並列にしておく、このとき画面は変に重なった画面になりますがそこは我慢。レコーダーに戻って、見たいサイドバイサイド番組を再生すると、3Dで観ることができます。




 最後に3Dメガネですが、これはVIERAのものを流用できません。DLP 3D対応メガネというものを別途購入することになりました。本体を販売しているメーカー品が品薄で手に入らなかったので、NEC製[NP01GL]のDLP 3D対応メガネにしました。「二つでけっこうなお値段。プレステ3がほとんど買えるじゃないですか。お値段以上に驚いたことは、このメガネ、つるが折りたためません(^^;
 


なんと戸棚に入りました


ソニーと共存(*^_^*)


本体が軽いのでケーブル
に振り回されます。
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