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3D ビデオカメラ SONY HANDYCAM HDR-TD10HEADLINE

3Dハンディカム 自分で3D動画が撮影できるのです

 とてもいい。の一言です。自分でカメラをまわして、好きなように3D撮影できる。ちょっと前までは夢のようなことができるのです。私自身シャープのスマホに3D動画撮影機能がついていたので、時々撮ってはスマホの液晶画面で見ていましたが、やはりそれは遊びの延長といった感じでした。

 ところがハンディカムでの撮影は普段の撮影となんら変わりません。イベントをたんたんとカメラに収めていけばいいのです。もちろん撮影には知識やこつといったものも必要でしょう。その都度身に着けていけばいいのです。大事なことは、今を逃せば「その3D素材は二度と撮れない」ということです。お子さんの成長をふくめ家族の思い出など、後からどんなに素晴らしい機器が出てきても、それでは今を撮れないのです。せっかく家庭用3Dビデオカメラが普及する時代に生きていくのですから、後に楽しむためにも、また、もっと後の世代に残すためにも、今撮っておくのは、意味のあることだと、私は個人的に思います。。(もちろん心の中におさめていくこと。それも大切な思い出であり、それを否定するものではありません)

 画質及び操作性について

 このビデオカメラで撮った映像は「サイドバイサイド」といった二つにわけているのではなく、フレームパッキング方式なので、そのまま見たら二重です(*^_^*)65インチの3Dテレビで観ると、かなりしまった感じで「さすがハイビジョンだなあ、すっきり、くっきりだ」という感想です。120インチオーバーの3Dプロジェクターで観ると、全体的に甘い感じですが、十分に見られます。これはビデオカメラ側の問題ではなく、プロジェクター側の仕様で、しかたがありません。ぜひ、フルハイビジョンのプロジェクターで観てみたいものです。(相手先が対応していないときは、サイドバイサイドで出力するらしいです。かしこいですね)

 操作性ですが、周辺機器はアクセサリーキットを他のハンディカムと共有していることからも、共通して使えるものが多そうです。バッテリーは、本体部購入時に一つついてきますが、これはもう一つ必要でしょう。記録は内部にも64G 書き込めるのですが、32GクラスのSDHCメモリーカードを数枚用意しておいたほうが、いろいろ便利だと思います。私は、もともと持っていた32Gに、32Gと16Gを買い足して使っています。
 ですが、このビデオカメラには弱点があります。一目見たらわかるのですが、・・・「本体が大きい」「横幅が広い、そして重い、バランスがとりにくい」というところです。二つのレンズを構える以上これは仕方ありません。後継機はこのあたりを工夫してくるでしょうが、初代としては世の中に送り出すことに意義があったのですから、我慢しましょう。それを差し引いても余りあるほど魅力のあるビデオカメラです。
 最後に、ぜひ買っておきたいパーツですが、「一脚」これはほしい。三脚はあればもちろんいいですが、この本体の重さを支えながら、なおかつ機動的に撮影するためには「一脚」が欲しいです。

 3Dデータの保存性について

 このビデオカメラ、びっくりすることに発売当初はブルーレイディスクに保存できませんでした。本体で再生する。それが基本だったみたいです。今考えると、それでよく売り出したなあと思います。
 現状は、同メーカーのBDレコーダーが、このビデオカメラの規格AVCHD2.0(3D)に対応し、再生もディスク保存もできるようになりました。そのあと、パナソニックも現行機DIGA*10で、同じくAVCHD3Dに対応。これで専用機があれば、再生・保存ができるようになりました。付属ソフトのPMBもバージョンアップでAVCHD3Dの形式でディスク作成ができるようになりました。

 編集はといえば、簡単な作業はPMBでできますが、凝ったことをしようと思えば、Vegas Movie Studio HD Platinum などの編集ソフトが必要です。(サイドバイサイドでの対応となります)

 そこに、朗報が。Cyberlinkの「PowerDirector 10」では、汎用の3Dプレイヤーで再生できる形式でディスク化できるらしい。さっそく買って試してみました。実に簡単に「3D BD]が作れます。焼きあがった動画を見た感じでは、普通のフレームパッキングの販売ソフトと同じような形式です。

 私の環境ではフルHD1080P の設定では、カクカクします。720Pで作成すると、スムーズな再生ができ、おおむね満足です。なぜフルHDでうまく動作しないのか。使い方か、もしくは仕様機器の問題かもしれません。これからまた徐々に確かめていこうと思っています。

 今までは他の人に渡すディスクは、Vegas Movie Studio HD Platinum 11を使って、サイドバイサイドのディスクを作っていたのですから、それに比べたら全然楽です。(*^_^*)






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